スイングトレードとは?やり方とコツ
トレード手法には短期トレード「スキャルピング」「デイトレード」などがありますが、それよりも長い期間ポジションを保有するトレード手法が「スイングトレード」になります。
デイトレなどは翌日以降にポジションを保有する考えは無く、その日のうちに決済してしまいます。
ですが、スイングトレードからに数日~数週間ほどのスパンでトレードをしていくことになるので、ポジションを保有したまま翌日以降に持ち越すことになります。
私の感覚では、デイトレードとスイングトレードを使い分けて、FXトレードされている方が多いような気がします。
スイングトレードのやり方・考え方
スイングトレードを進めるコツ
- 利益幅は100pips~500pipsほどを狙う
- レバレッジは中程度~低めで良い
- トレンド通貨ペアを選択
- 損切り(ストップロス)を出しておく
- 取引ルールを変えない
スイングトレードは、1回の取引で為替差益を最大に狙うトレード手法と言えます。
ですので、1回の取引で狙う利益幅は100pips以上は最低ラインであり、数百pipsは常に意識したトレードになります。
これだけの差益を得るためには、トレンドが発生している通貨ペアを常に見極める必要が出てきます。
ですので、これがスイングトレードに合っている通貨ペアは決める事はありませんが、FX初心者が始めてされる場合は「ドル/円」などの慣れている通貨ペアを選択すると良いです。
1回の取引で大きい利益幅を期待できるスイングトレードでは、あまりレバレッジを高くする必要はありません。
レバレッジは個人では最大25倍まで設定出来るようになっていますが、スイングトレードでは5倍~10倍ほどにされた方が良いです。
あまりにも高いレバレッジでスイングトレードしていると、急な相場変動で大きな損失を生み出してしまう可能性が出てきます。 スイングトレードとは
利益も大きくなりますが、損失も頭に入れておかないと大変なことになります。
スイングトレードは日を持ち越すので、寝ている間もヒヤヒヤしてしてしまうことになりますよ。
急な相場変動で大きな損失を発生させないため、損切り(ロスカット)するポイントをあらかじめ決済注文で出しておく必要があります。
新規エントリーを入れた時点で、逆指値注文で損切りをしても良いですし、OCO注文で利益確定と損切りの決済注文を同時に出しても良いです。
そのすべてを一度に出せるIFO注文は、かなり便利な注文方法になります。
そこで重要になるのは、決めた損切りや最低限の利益確定のポイントの幅は変えないことです。
利益をなるべく減らしたくないと言って、相場に近づけすぎるとすぐに決済注文が確定してしまいます。
自らの取引ルールをコロコロ変える投資家は、あまり勝率も悪く利益を積み重ねにくいものになります。
スイングトレードの一例《トレンドライン》
スイングトレードは基本的に日足チャートを参考にして、チャートの分析をしていきます。
上記の図は、DMM.com証券プレミアチャートのドル円における日足チャートです。
様々なテクニカル指標を使って分析することも良いですが、基本的なトレンドラインで売買のタイミングを計ってみたいと思います。
スイングトレードとは? メリット・デメリットも
解説。トレードに適したFX会社はどこ?
利益を伸ばして損を少なくする、「損小利大」の取引を心がけることができれば、それほど勝率が高くなくても、トータルの収益がプラスになる可能性が高い手法です。たとえば、損切り幅を20pips、利食い幅を100pipsに設定したトレードを行った場合、0.3銭のスプレッドを取引コストとして考慮しても、2勝8敗でトータルの収支はプラスになります。スキャルピングやデイトレードのように、常に高めの勝率を維持し続けなくても大丈夫なのです。
スワップポイントの恩恵
ポジションを持っている間は、営業日をまたぐごとにスワップポイント(スワップ金利)の受け払いが発生することも、頭の片隅に入れておきましょう。スワップポイントを受け取ることができる方向へポジションを持っていれば、保有期間が長くなればなるほど、スワップ収入にも期待できます。
ただし、スワップポイントはあくまでも、オマケ的な要素にすぎないと思っていてください。あまりスワップポイントを気にしすぎると、スワップポイントを支払わなくてはならない方向へ相場のトレンドが発生したときに、ポジションを建てづらい心理が生まれることにもなりかねません。スイングトレードはあくまで、トレンドをフォローする手法ですから、こだわりすぎないようにすることが大切です。
スイングトレードのデメリット
相場の急変に対応しにくい
ポジションを保有している期間が長くなるほど、為替レートが急変するリスクに直面する可能性は高くなります。常に相場に張り付いているスタイルではないため、為替レートの急変に即座に対応できないという弱点があります。そのため、うまい具合に含み益が増えていたのに、何かの材料でいきなり相場が急変して、気がつけばポジションが含み損を抱えていた…なんてことも、絶対にないとは言い切れません。
レバレッジを低くしていても、1回の取引で大きな損失を出してしまえば、それを取り戻すのは大変な作業です。不用意にレバレッジを引き上げたり、損失を取り返そうと無理なトレードを繰り返した結果、マーケットから撤退しなければならなくなるのは絶対にNGです。ポジションを建てたときに、損失を限定的にするための逆指値注文を必ずいっしょに出すよう、常に心がけておきましょう。
チャンスが少なく資金効率は良くない
また、毎日のように取引チャンスが訪れるわけでもありません。ポジションを持たない時間帯が長くなることも考えられます。短期間で資金を何倍にも増やせるようなスタイルではありませんから、早く成果を出したいと考える方には、あまり向いていないと言えるでしょう。
ナンピンに陥りがち
こういったやり方はナンピン(難平)と言いますが、だいたい、うまくいかずドツボにはまります。
やみくもにナンピンを繰り返せば、含み損を抱えたポジションだけが増えていくことにもなりかねません。最悪の場合、取り返しのつかない事態に陥ることもあります。相場を読み誤ったときは、いったんポジションを決済して、次のトレードへ気持ちを切り替えるようにしましょう。
スイングトレードに適したFX会社
信頼性がある
スイングトレードでは、スプレッドの幅や多少のスリッページには、それほど神経質になる必要はありません。むしろ、ポジションを保有する期間が長くなる可能性もあることから、信頼性のあるFX会社で取引することが大切になってくると思います。
FX会社の規模や体力の目安を表すとされる「資本金」の額や、財務の健全性を表す指標となる「自己資本規制比率」などを参考に、FX会社を選ぶのも良いと思います。
為替ニュースが充実している
これからFXをはじめようと思っている方や、はじめてはみたものの、どんなトレードスタイルで取引したらいいのか迷っている方は、まずはこのスイングトレードを入り口にしてみるのが良いと思います。
スイングトレード向けおすすめ証券会社5選|重要な7つの指標も解説
移動平均線はその名の通り、価格の推移が移動しながら、一定期間の平均線として描かれるものになります。例えば5日移動平均線を作る場合は、投資対象商品の5日間の終値を合計して日数で割り、5日間の平均値を算出します。そして日付が5日から6日に移った場合は、初日の値を捨てて6日目の値を入れる形で値の入れ替えを行い、次の5日間の平均値を求めて移動させるといった具合です。 また、平均をとる期間によって移動平均線はいくつか設定できます。例えば、短期の移動平均線であれば20日間、長期の移動平均線であれば26週間に設定することで、期間の異なる移動平均線をチャート上に表示できます。
長期の移動平均線と短期の移動平均線を分ける理由は、移動平均線を複数表示させることで、相場の転換点を分析できるからです。
現在の株価が短期、中期、長期それぞれの視点で見たときに上昇傾向なのか下降傾向なのか判断できる移動平均線は、相場の方向が変わるポイントを教えてくれるため、スイングトレードと相性の良いテクニカル指標です。移動平均線は、汎用的なテクニカル指標として多くの投資家に使われています。
移動平均線(いどうへいきんせん)
ある期間における株価の終値の平均を表した折れ線グラフ線のこと。
期間の異なる移動平均線を重ねて関係性を見ることで、大まかな相場の方向性をとらえやすくなっています。
トレンドライン
スイングトレードで取引をするのであれば、値動きの転換点を分析して取引タイミングを見極めなくてはなりません。その際、役に立つのが「トレンドライン」です。ここでいう「トレンド」とは、株価が上向き(上昇)か下向き(下降)か、または横ばい(保ち合い)で推移しているか、という株価の大局的な動きのことをいいます。
上昇トレンドとは、チャート上でより高くなっている山と谷の連続的な動き、下降トレンドはより低くなっていく山と谷の連続的な動きのことです。トレンドを把握するためにチャートに引く線を「トレンドライン」と呼び、株価の高値同士あるいは安値同士を結びます。
一般的に、トレンドラインは株価の支持線(サポートライン)、または抵抗線(レジスタンスライン)になるといわれています。それぞれ株価の下値、または上値の目安となる水準を指し、その近辺で押し目買いや戻り待ちの売りが出やすいとされており、売買サインの1つとみなすことが可能です。
例えば上昇トレンドの場合、下値同士を結んだ下値指示ラインに相場がタッチしたタイミングが買いシグナルです。下降トレンドの場合は、高値同士を結んだラインを結んだ線に相場がタッチしたところで、売り時と判断できます。
このようにトレンドラインを巧みに利用することで、相場が反転するタイミングを先読みできるのです。多くのトレーダーが活用している手法であり、トレンドラインは相場の方向性を読む際には欠かせない指標です。
終値とは、ある時間軸で相場が終了したタイミングの価格です。反対に、相場が始まったタイミングの価格は「始値」です。ある期間の値動きは、上の図のようなローソク足と呼ばれる図形で表されます。
始値よりも終値の方が高い場合は株価の上昇を表す「陽線」となり、反対に終値の方が低くなった場合は株価の下落を表す「陰線」となります。例えば、上記のローソク足は始値より終値が高いため、陽線です。陽線と陰線は色分けされて表示されます。
上のチャートのように始値と終値の関係を、色で表現したローソク足が並ぶことで、視覚的に相場の勢いを読み取れるわけです。
スイングトレードにおいては2日~3日、3ヵ月など、さまざまなトレード手法や保有期間があるため、移動平均線と終値を組み合わせて活用することで細かな出来高の確認や大きなトレンドの把握、損切りと利益確定のポイント設定を行うことが可能です。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)
一目均衡表は「取引に参加する売りの勢力と買いの勢力のバランスが崩れた方向に相場が動く」という考えに基づいて考案された分析手法です。1936年に日本人の細田悟一氏によって、作られました。
- 基準線=(当日を含めた過去26日間の最高値+最安値)÷2
- 転換線=(当日を含めた過去9日間の最高値+最安値)÷2
- 先行スパン1=(転換値÷基準値)を26日先行させて表示
- 先行スパン2=(当日を含めた過去52日間の最高値+最安値)÷2を26日先行させて表示
- 遅行線=当日の終値を26日遅行させて表示
基準線と転換線を用いる場合、基本的には移動平均線と同様の使い方をします。例えば基準線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、ローソク足が基準線の上側にあれば強い相場、下側にあれば弱い相場と判断するといった具合です。
また、基準線が上向きの状態で転換線が基準線の下から上に抜けるゴールデンクロスを「好転」といい、買いシグナルになります。逆に基準線が下向きの状態で転換線が基準線の上から下に抜けるデッドクロスを「逆転」といい、これは売りシグナルです。
なお、先行スパン1と先行スパン2の間に挟まれた領域を「雲」(抵抗体)と呼び、抵抗線になったり支持線になったりします。この雲とローソク足の位置を見るだけで相場の動向をチェックすることが可能です。例えば、ローソク足が雲の上にあれば強い相場、下方にあれば弱い相場と判断します。
さらに、遅行線は売り買いのタイミングを計る場合に見ます。遅行線がローソク足を上回った状態を「好転」といい買いシグナル、下回った場合を「逆転」といい、これは売りシグナルです。
一般的なテクニカル指標が価格を主軸に置いているのに対し、一目均衡表は時間分析を主体とする点で異なります。そのため、一目均衡表は取引のタイミングを見計らうのに有効なテクニカル指標です。
線が多く複雑な印象を受けるものの、世界中の投資家から支持を集めています。特に、スイングトレードのように、数日から数週間単位で取引する際に相性が良い指標です。
一目均衡表は、エクセルに5本の線と雲のデータを入れ、チャートを描くことで作成できます。また、例えば岡三証券提供の「岡さんRSS」など、証券会社提供のツールを用いて作成する方法もあります。
水平線は、名前の通りチャートに引かれる水平な線(横線)であり、価格を示すラインです。チャート上にある高値と安値を結ぶことで、投資家が意識している価格帯を見抜くことができます。
- レジスタンスライン(抵抗線)・・・・・・過去の株価の上値同士を結んだ水平線
- サポートライン(支持線)・・・・・・過去の株価の下値同士を結んだ水平線
例えば、レジスタンスライン近くまで値上がりすると、売りが増えて上値が伸び悩む傾向にあり、この位置から下げ始めるパターンが少なくありません。そのため、レジスタンスラインは上値抵抗線ともいうのです。ただし、抵抗線を抜けて上昇した場合は一段の上昇が期待できます。
また、サポートライン近くまで値下がりすると、買いが増えて下げ渋る傾向があり、この位置から反転するパターンが多く見られます。サポートラインを抜けて下落した場合は下げが加速することもあるので注意しなければなりません。
水平線付近の価格帯は多くの投資家が意識しているため、損切りや新規注文が集中しやすい傾向にあります。そのため、水平線は、スイングトレードをはじめとするさまざまな取引手法に活用できる分析方法です。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、現在の相場が「売られすぎ」なのか「買われすぎ」なのかを判断する指標です。株価の一定期間の変動幅と終値の関係から、相場の相対的な強弱の勢いを示します。
チャートはインジケータライン=「%K」(Fast)と、シグナルライン=「%D」(Slow)の2本の線で表され、数値は0%から100%の範囲で推移します。%Kラインは相場に対して敏感に動き、%Dは%Kラインよりも動きは遅いですが、より重視されているのは%Dラインです。
一般的に、20~30%で売られすぎ、70~80%で買われすぎと判断されますが、相場の勢いが強い場合は20%、あるいは80%を突破することもあるので一概には言えません。
ストキャスティクスでは2本の線を用いて明確に売買シグナル(売買のタイミングを知らせる合図のこと)が出るので、判断がしやすい指標だと言えるでしょう。
そのため、ストキャスティクスはスイングトレードにおいても、売買のタイミングを見計らう際の心強いテクニカル指標です。ただし、頻繁に売買シグナルが出るため、他のテクニカル分析を併用することをおすすめします。
RSIは相場の「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断するテクニカル指標です。売買のバランスを分析するため、ストキャスティクスと似たテクニカル指標と言えます。
ストキャスティクスが2本の線を用いて明確に売買シグナルを出すのに対し、RSIでは売りゾーン・買いゾーンで判断するため、売買を判断する幅が広い点が特徴です。
RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割り、100を掛けて算出できます。そのため、売られすぎ・買われすぎの判断には使えますが、いくら値上がり、または値下がりなのかはRSIでは判断できません。
また、RSIの数値は、50%を中心として0~100%の範囲で推移します。例えば、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると50%以下で推移する仕組みです。一般的に70~80%だと買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
上のチャートからも、RSIが70%以上、あるいは30%以下になったタイミングで相場が大きく反転していることがわかります。
RSIは1本のラインで表される非常にわかりやすい指標です。スイングトレードで取引する際に、相場の方向性を読む手掛かりになるでしょう。
なお、RSIは、逆張りのシグナルを見極める際にも利用できます。逆張りとは、相場が反対方向に動くことを予想して、相場の方向とは反対にポジションを持つ取引手法です。
ただし、買われすぎに見えてもさらに上昇するケースや、売られすぎに見えてもさらに下降するケースもあります。そのため、買いゾーン・売りゾーンのトレンドの強さを見極めることが大切です。
スイングトレードにおいて銘柄を選ぶ5つのポイント
- 流動性の高い銘柄を選ぶ
- 投資スタイルに合わせて銘柄を選ぶ
- 銘柄数は3〜5つに絞る
- 上昇トレンドを見て銘柄を選ぶ
- インデックスと異なる値動きをしている銘柄は狙い目
流動性の高い銘柄を選ぶ
流動性が高い銘柄を選ぶ理由は、好きなタイミングで好きなだけ売買できるからです。流動性が低い場合、売買する際に取引できる株数が制限される可能性があります。その場合、自分が買いたい価格や売りたい価格で取引できなくなるため、取引上不利になります。
このような事態を避けるためにも、銘柄の流動性には注意しましょう。流動性が高い銘柄は、取引量が多く信頼度が高い傾向があります。流動性が高い銘柄を選ぶためには、出来高ランキング30位以内に入っている銘柄を選ぶのがおすすめです。
- TOPIX100
- TOPIX Core30
この2銘柄は時価総額が高い上に信用も担保されているため、おすすめの銘柄です。
投資スタイルに合わせて銘柄を選ぶ
スイングトレードは最大数週間ポジションを保有するため、普段忙しくてチャートをこまめにチェックする時間がない方でも、取引しやすい手法です。
スイングトレードのメリットとしては、取引回数が少なく手数料を抑えられるため、デイトレードよりも利益効率が高いことがあげられます。
しかし、大きな値幅を狙える分、1回の取引のリスクが大きいという弱点があります。デイトレードと比較して、取引1回あたりのポジションの保有時間が長いため、リスクコントロールには特に注意しましょう。
銘柄数は3〜5つに絞る
スイングトレードで取引する場合は、3~5つの銘柄に絞るのがおすすめです。投資スタイルや資金量によって銘柄数は異なるものの、投資金額の分散度合いを考慮すると3~5つが適切なラインと言えます。
スイングトレードで取引する場合は、チャートの動きを常時チェックする必要はないものの、ある程度の値動きは把握しておく必要があります。投資する銘柄数を絞る理由は、多くの銘柄に手を出しすぎると、管理しきれないからです。
銘柄を選定する際は、証券会社が提供するスクリーニングツールを使用しましょう。ご自身に合った銘柄を効率的に見つけられます。スイングトレードの場合はテクニカル分析が必要になるため、テクニカル指標を重視して銘柄を選定すると良いでしょう。
上昇トレンドを見て銘柄を選ぶ
チャートを見て上昇トレンドになっている銘柄を選ぶと、取引の勝率を上げることにつながります。具体的には、以下の点に着目して銘柄を選ぶと良いでしょう。
- 25日移動平均線が上向き
- 株価が25日移動平均線よりも上にある
この2つの条件を満たした銘柄を選択することで、成長する銘柄を選択できる可能性が高まります。もちろん、確実に成長する銘柄を当てることはできませんが、目利きの判断基準として十分に利用できます。スイングトレードで利益を上げるためには、中長期的な目線で成長性がある銘柄を、見極めることが大切です。
インデックスと異なる値動きをしている銘柄は狙い目
インデックスとは、日経平均株価・TOPIXなどの市場の目安になる銘柄群のことです。インデックスと異なる値動きをしている銘柄は、後々インデックスに沿うように値動きをする場合が多くあります。
なぜなら、インデックスは市場の流れを代表する指標であるため、個別銘柄は多かれ少なかれインデックスの影響を受けているからです。何らかの要因でインデックスから離れた動きをしていても、後になって値動きが修正される可能性が高いです。
そのため、インデックスからずれている銘柄は、近い未来の値動きの方向が比較的読みやすくなります。スイングトレードで株式取引をするのであれば、インデックスとの差異に目を向けると、掘り出し物の銘柄が見つけられるでしょう。
スイングトレードに向いている証券会社の特徴
取引を始めるのであれば、スイングトレードに向いている証券会社で投資デビューをしましょう。ここでは、スイングトレードに向いている証券会社の特徴を3つ紹介します。
- 取引ツールの機能が高い
- 指値注文や逆指値注文などリスク管理に長けた注文方法に対応している
- 手数料が低い
取引ツールの機能が高い
スイングトレードで利益を出すためには、テクニカル分析が必須です。そのため、複雑な分析に対応できる取引ツールを提供している証券会社で、取引することをおすすめします。
高度なテクニカル分析をするためには、テクニカル指標を複数表示させます。複数の指標を表示するとチャート画面上が煩雑になるため、チャートが見やすく工夫されている取引ツールは便利です。
また、操作面でも直感的に理解できるようなデザインの取引ツールは使いやすいです。機能が高い取引ツールをまとめると、以下の3点に集約されます。
- テクニカル分析の指標や機能が豊富
- 見やすいチャート画面
- 直感的に操作できるデザイン
指値注文や逆指値注文などリスク管理に長けた注文方法に対応している
スイングトレードをする上でリスク管理は欠かせません。リスクを管理するには、指値注文や逆指値注文などの予約注文を活用しましょう。
- 指値注文・・・・・・利益確定する価格を予約しておく注文方法
- 逆指値注文・・・・・・損切りする価格を予約しておく注文方法
例えば、買いポジションを持っている場合、現在のレートよりも上昇しているタイミングで売れば利益が残ります。反対に下落しているタイミングで売ると、損失が確定します。
スイングトレードは1日中相場を監視する取引手法ではありません。そのため、価格が大きく変動したときに、自動で資産を守るための予約注文を活用する必要があります。
だからこそ、指値注文と逆指値注文を利用しない手はありません。これら2つの予約注文のメリットは、チャートを監視していなくても自動的に約定してくれる点です。
相場を見ていないときに大幅な下落が起きても、逆指値注文を入れておけば損失額を抑えられます。スイングトレードのように画面に張り付かずに取引する取引の場合、逆指値注文によるリスクヘッジは欠かせません。
手数料が低い
取引手数料が小さな証券会社を利用することで、株取引にかかるコストを削減できます。スイングトレードはスキャルピングなどと比較すると取引回数が少ないものの、長期投資よりは回数が多いです。
手数料を安く抑えるためには、1日の約定代金で手数料が決まるプランを利用すると良いでしょう。投資を始めたばかりの段階では取引額が大きくならないため、約定代金も小さくなる傾向があります。スイングトレードで株式投資を始めることを検討している方は、取引回数ではなく約定代金で手数料が決まるプランを選ぶのがおすすめです。
海外FXをチョイスしろ
FX会社が得る利益はスプレッドから生み出されるのですが、例えば南アフリカ・ランドと日本円の取り引きをする場合、FX会社は顧客に対して、その外国通貨の買いと売りの為替レートを適用し、その差額を収益に計上するわけです。
MT4は目下非常に多くの方に有効活用されているFX自動売買ツールであるという背景もあって、自動売買プログラムのタイプがいろいろと用意されているのも特徴ではないでしょうか?
システムトレードに関しましても、新たに取り引きするタイミングに、証拠金余力が最低証拠金の額以上ないという状況ですと、新規に「売り・買い」を入れることはできない決まりです。
スイングトレードというものは、当日のトレンドが結果を左右する短期売買と比較してみても、「従来から相場が如何なる値動きを見せてきたか?」といった分析が結果を左右するトレード法だと断言します。
FXが投資家の中で勢いよく拡大した要素の1つが、売買手数料が格安だということです。あなたがFXビギナーなら、スプレッドの低いFX会社を探し出すことも大切だと言えます。
FX取引においては、「てこ」みたいに僅かな額の証拠金で、その何倍もの取り引きが可能になっており、証拠金と実際の取り引き金額の比率を「レバレッジ」という名で呼んでいます。 スイングトレードとは
スプレッドと言いますのは外貨を売買する時の価格差のことで、FX会社にとっては儲けになる売買手数料とも解釈できるものですが、FX会社毎に独自にスプレッド幅を設定しているのです。
MT4と呼ばれるものは、ロシアの会社が考案したFXのトレーディングツールになります。フリーにて使用可能で、その上機能性抜群という理由もある、昨今FXトレーダーからの注目度も上がっているようです。
FXに関して検索していきますと、MT4という単語が目に付きます。MT4というのは、利用料不要で使えるFXソフトで、いろいろ活用できるチャートや自動売買機能が付いている売買ツールのことを指すのです。
スキャルピングの行ない方は三者三様ですが、どれもファンダメンタルズにつきましては考えないこととして、テクニカル指標だけを駆使しています。
システムトレードにおいては、自動売買プログラム(EA)の設定内容に従ってテクニカルポイントが生じた時に、システムが機械的に「売り」と「買い」を行なってくれるのです。そうは言いましても、自動売買プログラムそのものは使用者本人がチョイスします。
FX会社個々に仮想通貨を使ったデモトレード(トレード体験)環境を準備してくれています。自分自身のお金を使わずにデモトレード(トレード体験)ができるようになっているので、是非とも体験してみるといいでしょう。
FXで利益を得たいなら、FX会社を比較することが必須で、その上で自身にピッタリの会社を選定することが求められます。このFX会社を比較するという際に外すことができないポイントなどをご披露したいと思います。
デイトレードと言いますのは、1日ポジションを有するというトレードを言うのではなく、実際はNYのマーケットの取引終了前に決済を完了させるというトレードのことを言っています。
チャート検証する際にキーポイントとなると明言されているのが、テクニカル分析なのです。このウェブページでは、種々ある分析方法を順を追って具体的にご案内中です。
初心者こそ大きく勝ちを狙え!利益を出しやすいスイングトレードのススメ
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スイングトレードとは、数日~数週間のスパンでポジションを保持して売買を完結させるトレードであり、トレード手法の中では比較的長期に亘ってポジションを保持することとなります。
トレード手法 | ポジション保有時間 | 狙う利益 | 取引頻度 |
スキャルピング | 数分~数十分 | 数pips | 1日に複数回 |
デイトレード | 数時間~1日 | 数十pips | 1日に1回程度 |
スイングトレード | 数日~数週間 | 数十~数百pips | 数日~数週間に1回程度 |
スイングトレードを推奨する理由
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では、なぜスイングトレードが初心者に適した手法であるといえるのでしょうか?ここではスイングトレードの特徴についてご紹介していきたいと思います。
値動きが分かりやすい
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値動きは、長期間のスパンで見るほどインジケーターに素直な動きとなります。
逆に短いスパンで見ると、タイミングによってはインジケーターが全く意味をなさないような「訳の分からない」値動きをすることもあるのです。
例えば、上昇トレンドが発生している場合「まだ上がる!」と考えている投資家は値が一時的に下がってきたタイミングで押し目買いをします。
しかし一方では、「このまま下がり続けて下降トレンドに転換するのではないか?」と考える投資家もいるわけです。
そうすると、ある投資家が押し目買いするタイミングで別の投資家は売り仕掛けを行うこととなります。そのため、短いスパンで見るとチャートが乱高下してしまいます。
しかしこれらの乱高下はチャートの山谷で起こる小競り合いであり、せいぜい数十pips程度です。数百pips単位の長期スパンで見ると誤差の範囲ですね。このように長期トレンドを見誤ることさえなければ乱高下の影響を受けることはありませんし、投資家であれば多くの人がインジケーターを学習しているため長期スパンで見ると インジケーターのシグナルに沿った値動き となるパターンが多いです。
ダマシや仕掛けの影響を受けにくい
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fxはほぼ完全なゼロサムゲームであり、利益を上げるということは必ず誰かが損失を出しているということです。
ファンドなど潤沢な資金を持っている投資機関は、積極的に仕掛けを行い個人投資家を振るい落とそう(ロスカット)としてきます。個人投資家は資金面で太刀打ちできる訳がないので、うまくかわしていかなくてはいけません。
損切りの幅を深くとれるということはそれだけ 仕掛けの影響を受けにくい スイングトレードとは ということであり、投資機関の仕掛けやダマシに対する有効な防御手段であるといえるでしょう。
チャートを見る回数が少なくてよい
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また、これらのトレード手法は損切り幅が数pips~数十pipsとそこまで深くないため、少しでも取引のタイミングを誤ると途端に損切りされてしまう恐れがあります。
一方、スイングトレードであれば数日~数週間にわたって形成されるトレンドに沿って取引を行うため、日単位で注文タイミングがずれても利益を出しやすいというメリットがあります。一時的に逆方向へ動いたとしても、損切り幅が深いので損切りされる心配も少ないです。
そのため、取引タイミングがある程度おおざっぱでよいのです。
そういった意味でも、スイングトレードはチャート依存症が発病しにくい、 副業投資家向けのトレード手法 といえるでしょう。
自滅トレードに陥りにくい
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初心者トレーダーが大きな損失を出すのは、大抵が自滅トレードです。損失を出してしまうとどうしても熱くなってしまい、負けを取り戻そうと何度もトレードを行ってしまいます。
筆者も自滅トレードを行ってしまった経験が何度もあります。「そんなのダメだってことくらい分かるよ」と思われているでしょうが、いざその状況に陥ってしまうと頭ではなく本能が取引を求めてしまいます。これを制御するにはかなりの経験と感情のコントロールが必要になるでしょう。
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