バイナリーでのストキャスティクスのためになる見方3選
・ストキャスティクスの計算式内容
簡単に言うと ストキャスティックスの%K値はこの期間の最高値と最安値の幅の中で、現在の値段は下から何%のところに位置しているのか? ということを表しています。
なので、バイナリーオプションでも80を超えたから逆張りだとか、20を下回ったから逆張りだとかやってしまうと、トレンド発生中だと%K値が戻らないといった現象が起こり、結局逆張りで勝てなくなってしまいます。
バイナリーでのストキャスティクスの見方3選
現在のチャートはドル円の1分足を表示しております。
今回はわかりやすいように2種類の期間のストキャスティックスを入れてみました。
そして%K値のみ表示しております。
ストキャスティックス
ストキャスティクスは 今回、期間を15・10・5 の3つの期間に分けて設定しています。
エントリーを控えるべきポイント
このあたりのストキャスティックス数値を参考に、ローソク足見てみると黄色矢印の部分は全く戻らずに陰線が多発。
逆張りが効きにくい相場 だというのが一目でわかるんじゃないかなと思います。
僕がストキャスティクス使う時に注視していた部分がこの黄色の矢印のような部分です。
こういった、なかなか戻らないトレンドが発生してしまった時、 こういった相場は当然エントリーを控えるべき相場 だと判断できると思います。
レンジでのエントリーポイント
1回目の山の終わりと2回目の山の終わりで%K値が20を下回って来たとなると、 周期的にこの波が発生している なぁというのが見えてくるわけです。(赤丸の部分)
トレンドの方向性の見方
20は越えて上へ向かうけど、80超えまではいってないということは、ずっと下落のトレンドが形成されていることがわかると思います。しかも 段々と山の感覚が狭くなってきてますね。
バイナリーでのストキャスティクスのためになる見方3選
・ストキャスティクスの計算式内容
簡単に言うと ストキャスティックスの%K値はこの期間の最高値と最安値の幅の中で、現在の値段は下から何%のところに位置しているのか? ということを表しています。
なので、バイナリーオプションでも80を超えたから逆張りだとか、20を下回ったから逆張りだとかやってしまうと、トレンド発生中だと%K値が戻らないといった現象が起こり、結局逆張りで勝てなくなってしまいます。
バイナリーでのストキャスティクスの見方3選
現在のチャートはドル円の1分足を表示しております。
今回はわかりやすいように2種類の期間のストキャスティックスを入れてみました。
そして%K値のみ表示しております。
ストキャスティクスは 今回、期間を15・10・5 の3つの期間に分けて設定しています。
エントリーを控えるべきポイント
このあたりのストキャスティックス数値を参考に、ローソク足見てみると黄色矢印の部分は全く戻らずに陰線が多発。
逆張りが効きにくい相場 だというのが一目でわかるんじゃないかなと思います。
僕がストキャスティクス使う時に注視していた部分がこの黄色の矢印のような部分です。
こういった、なかなか戻らないトレンドが発生してしまった時、 こういった相場は当然エントリーを控えるべき相場 だと判断できると思います。
レンジでのエントリーポイント
1回目の山の終わりと2回目の山の終わりで%K値が20を下回って来たとなると、 周期的にこの波が発生している なぁというのが見えてくるわけです。(赤丸の部分)
トレンドの方向性の見方
20は越えて上へ向かうけど、80超えまではいってないということは、ずっと下落のトレンドが形成されていることがわかると思います。しかも 段々と山の感覚が狭くなってきてますね。
「ストキャスティクス」売買のタイミングを視覚的に
%Kをケーパー、%Dはデイパーと呼ぶことにします。
それぞれの数値には細かな計算式に基づく算出方法がありますが、
本解説では割愛します。
%K(ケイパー・青色)が%D(デイパー・オレンジ色)を 下から上に クロスして抜けたとき。
%K(ケイパー・青色)が%D(デイパー・オレンジ色)を 上から下に クロスして抜けたとき。
中長期のためのストキャスルール
ストキャスを見るとかなりの頻度でクロスしていることがあります。
毎回このタイミングで売り買いをしていては、
常にチャートを見ておかなければなりません。
帯を基準にするのです。
ストキャス縦軸の数値は0%〜100%です。
帯(紫色の部分は)は20〜80%を表示しています。
- 帯の下で買いサインが出たとき。
- 帯の上で売りサインが出たとき。
- 買い …帯の下でK%が%Dを下から上へ抜ける。
- 売り …帯の上でK%が%Dを上から下へ抜ける。
ストキャスまとめ
もちろんストキャスだけで判断もできるのですが、
判断がつかないときは
移動平均線や一目均衡表など他の指標と組み合わせて
見ていきましょう。
ストキャスティクスの設定と使い方、RSIとの違い
出典: ストキャスティックス TradingView提供のチャート
★ストキャスティクスとは
ストキャスティクスは相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)を表示するインジケーター
★ストキャスティクスの種類
ファストストキャスティクス ストキャスティックス
スローストキャスティクス
★ファストストキャスティクス
・「%K」と「%D」の2本のラインを利用
・相場の動きに迅速に反応するが、短期トレード向きで「だまし」が多い
★スローストキャスティクス
・「%K」と「Slow%D」の2本のラインを利用
・ファストよりも「だまし」が少ない
出典: SBI証券アプリ提供のチャート
ストキャスティクスの計算式
ストキャスティクスの見方と使い方
★基本的な使い方
レンジ相場(ボックス相・保ち合い相場)に向いており、強いトレンドが出ている時はラインが100か0に張り付いてしまうことが多くて不向き。レンジ相場での逆張りで利用される。
★買いシグナル
・「Slow%D」が0~20%(売られすぎ水準)にある時に「買いシグナル」と判断
・20%以下で「%K」が「Slow%D」をゴールデンクロスすると強い買いシグナル
★売りシグナル
・「Slow%D」が80~100%(買われすぎ水準)にある時に「売りシグナル」と判断
・80~100%で「%K」ラインが「Slow%D」をデッドクロスすると強い売りシグナル
出典: SBI証券アプリ提供のチャート
ストキャスティクスはダイバージェンスがねらい目
出典: TradingView提供のチャート
H2:ストキャスティクスの設定値
ストキャスティクスとRSIの違い
RSIとは
RSIはパラボリックなどのテクニカルツールを開発した米国のワイルダーが開発したオシレータ系テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の頭文字を取った用語です。
出典: TradingView提供のチャート
ストキャスティックス
ストキャスティクスとRSIの違い
出典: TradingView提供のチャート
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「おとなの株ラウンジ」運営責任者。日本株投資歴15年。投資診断士。テクニカルアナリスト一次試験合格!バフェットとPリンチが心の師。リーマン・ショックで運用資産半減⇒1度は株から足を洗うが、バリュー投資+テクニカル投資で復活。バリューグロース+テクニカルを組み合わせた投資が得意。座右の銘は未練残すな、金残せ
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初回は22年後半も期待の海運株を紹介しています。
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ストキャスティクス(stochastics)
ストキャスティクスの使い方を簡単に紹介します。
「%K」「%D」「slow%D」の3つのラインを組み合わせて使用するテクニカル分析で
それぞれの算出方法は以下の通りです。($n$は5, 9, 14が使用されることが多い)
▼ストキャスティクの算出方法
ここで重要なことは
・3つのラインは全て一定期間の一番高かった株価と一番安かった株価を使って、現在の株価の過熱感を表す
・3つのラインは全て0~100%の値をとり、一般的に30%以下が売られすぎ、70%以上が買われすぎ
・株価への反応の速さは「%K > %D > slow%D」の順である
これらの3つのラインを個別で使用する場合や、2つを組み合わせて使用する場合があり
%Kと%Dを使用するストキャスティクスを「ファストストキャスティクス」
%Dとslow%Dを使用するストキャスティクスを「スローストキャスティクス」といいます。 ストキャスティックス
「ファスト」は株価の動きに敏感に反応し、「スロー」は反応は遅いがだましは少なくなります。
自分の投資スタイルや銘柄に合わせて使い分ける必要があります。
買いサイン
▼ストキャスティクスの買いサイン(基準値=30%の場合)
1つだけを使う場合は「%K」「%D」「slow%D」の3種類
2つを組み合わせて使用する場合は「%Kと%D」「%Dとslow%D」の2種類
が、使用されます。
【ストキャスティクスの設定期間】
1. 5日
2. 9日(最も使われる)
3. 14日
【株価の上昇を確認する日】
1. 1日後
2. 3日後
3. 5日後
4. 10日後
【基準値】
<基準値を下から上に突き抜けたとき>
1. 30%
2. 20%
3. 10% ストキャスティックス
<基準値以下でゴールデンクロスしたとき>
1. 30%
2. 20%
3. 10%
ストキャスティクスの買いサインが生じた日から見て、数日後に上昇してるかを確認します。
▼検証方法の概要(基準値:30%を下から上に突き抜けたとき)
▼検証方法の概要(基準値:30%以下でゴールデンクロスしたとき)
実際にトヨタ自動車のデータを使って、買いサインの基準値を20%とした場合を説明します。
まず、1つのラインを使用した買いサイン「基準値=20%を下から上に突き抜けたとき」の例です。(slow%Dを使用)
見やすさのために2019年1月~2021年2月の約2年分のデータを用いました。
青丸はストキャスティクスのslow%Dが20%を下から上に突き抜けた日を示しています。
この時の株価から1,ストキャスティックス 3,5,10日後に上がっているのかを調べます。
▼ストキャスティクス「slow%D」(設定期間:14日,基準値:20%)の買いサイン
次に、2つのラインを使用した買いサイン「基準値=20%以下でゴールデンクロスしたとき」の例です。(%Dとslow%Dを使用)
見やすさのために2020年6月~2021年2月の約8ヵ月分のデータを用いました。
緑丸はストキャスティクスの%Dとslow%Dが20%以下でゴールデンクロスした日を示しています。
※ ゴールデンクロスの前後で%Dとslow%Dがともに基準値以下のタイミングのみを選択
この時の株価から1,3,5,10日後に上がっているのかを調べます。
▼ストキャスティクス「%Dとslow%D」(設定期間:14日,ストキャスティックス 基準値:20%)の買いサイン
ここでは1,3,5,10日後に上昇している確率を基準値30,10%の2通りと、分布図を一部記載します。
残りの結果は記事の最後にまとめて記載します。 ストキャスティックス
使用するデータは前述の通りTOPIX500銘柄の5年間です。
【ストキャスティクスの設定期間】
1. 5日
2. 9日(最も使われる)
3. 14日
【基準値】
<基準値を下から上に突き抜けたとき>
1. 30%
2. 10%
<基準値以下でゴールデンクロスしたとき>
1. 30%
2. 10%
早速ですが結果を表にまとめました。
上昇確率が53%以上の場合に太字となっています。
▼基準値が30%のとき
▼基準値が10%のとき
【表からわかること】
・設定期間によるが買いサインの総数が多い(RSIと比較すると同様の条件で5倍程度) ストキャスティックス
・上昇確率が50%を下回る場合も多い
・基準値を小さく(条件を厳しく)しても結果が明確に上昇しない
・ラインを1つ使用した場合も2つ使用した場合もどちらの方が良いとは言えない
次に株価の変化率(買いサインから何%株価が変動したか)の分布をいくつか示します。
青が上昇,赤が下落を表します。
以下は上昇確率が54%で最も成績が良い条件での変化率分布です。
▼3日後の株価の変化率分布(設定期間:5日, 10%以下で%Dとslow%Dがゴールデンクロスしたとき)
以下は1つのラインを使った場合で最も成績が良い条件での変化率分布です。
▼10日後の株価の変化率分布(設定期間:5日, %Kが30%を下から上に突き抜けたとき)
【表からわかること】
・どちらも少しだけではあるが、山が右にずれている ストキャスティックス
・「-2~0」と「0~2」の数は同程度だが「-10~-2」よりも「2~10」の数が少しづつ多い
・10%以上の上昇など大きな上昇は見込めない
ストキャスティクスの結果は前回検証したRSIよりも明らかに悪いです。(RSIでは上昇確率55%以上が多数)
同じ過熱感を表す指標ですが、算出方法が異なると勝率も大きく変わります。
「買われすぎ」や「売られすぎ」といった相場の勢いを表す過熱感
その過熱感を数値で判断できるストキャスティクスについて検証しました。
ストキャスティクスは一定期間の一番高かった値段と安かった値段の値幅に対して、現在の株価がどのくらいの位置いるのかで数値化します。
株価への反応の速さが異なる3つのラインの買いサインを検証したところ、一部の条件で数日後の上昇確率が53%を超える買いサインが存在しました。しかし、この結果は同じ過熱感を表すRSIと比べると良い結果とは言えません。
<ストキャスティクスとRSIの算出方法の違い>
ストキャスティクス:ある期間の株価の最高値と最安値から算出
RSI:ある期間の株価の上がり幅と下がり幅から算出
この算出方法の違いにより、同じ設定期間でも算出に使う株価のデータ数が異なります。
<例:設定期間が9日>
ストキャスティクスは9日間の株価のうち最高値,最安値,現在の株価の3日分です。(9分の3)
RSIは9日間の株価のうち全ての日にちの株価から算出した値動き幅を使います。(9分の9)
この違いが検証結果の違いに影響を与えているのではないかと考えます。
RSIでは設定期間を長くすると動きが滑らかになるため、だましの数が減り上昇確率が上がりやすいです。
一方でストキャスティクスは設定期間を長くしても、その傾向が見られません。
これはストキャスティクスの場合、設定期間を長くすると使用する株価の割合が小さくなるためと考えられます。
以上より、「市場の過熱感を知りたいときはストキャスティクスよりRSIを使うべき」と結論付けます。
「RSI」「ストキャスティクス」と検証しましたが、過熱感を表す有名な指標として「移動平均線乖離率」があります。
次回はこの移動平均線乖離率について検証したいと思います。
また、いずれは過熱感を表す指標とMACDなどのトレンドを表すテクニカル分析を組み合わせた検証も考えています。
検証結果の追加
【ストキャスティクスの設定期間】
1. 5日
2. 9日(最も使われる)
3. 14日
【株価の上昇を確認する日】
1. 1日後
2. 3日後
3. 5日後
4. 10日後
【基準値】
<基準値を下から上に突き抜けたとき>
1. 30%
<基準値以下でゴールデンクロスしたとき>
1. 10%
▼基準値が20%のとき ストキャスティックス
▼%Kが基準値30%を下から上に突き抜けたとき(設定期間:5,9,14日)
▼%Dとslow%Dが基準値10%以下でゴールデンクロスしたとき(設定期間:5,9,14日)
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