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外国為替リスク

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大幅続落、リスク回避が圧迫=NY金概況

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SinaHP trader's profile

ハイリスクの警告:外国為替取引にはハイリスクが伴っているので、全ての人に適しているとは限りません。 外国為替リスク レバレッジは、追加のリスクと損失のエクスポージャーを生み出します。 外国為替取引を決定する前に、あなたの投資目的、経験レベル、リスク許容度を慎重に検討してください。 初期投資の一部及びその全ての失う可能性があるので、必要最低限以上のお金は投資しないでください。 外国為替取引に関連するリスクについては、自分自身で学んで質問がある場合は独立した財務や税務顧問に質問してください。 データと情報は全て'そのままの形'で提供されます。それらは情報提供のみを目的としており、取引目的やアドバイスを目的としたものではありません。 過去の実績は、将来の結果を示すものではありません。

外国為替リスク
EURUSD 1.01835 GBPUSD 1.19652
外国為替リスク USDJPY 136.117 USDCAD 1.30153

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ハイリスクの警告:外国為替取引にはハイリスクが伴っているので、全ての人に適しているとは限りません。 レバレッジは、追加のリスクと損失のエクスポージャーを生み出します。 外国為替取引を決定する前に、あなたの投資目的、経験レベル、リスク許容度を慎重に検討してください。 初期投資の一部及びその全ての失う可能性があるので、必要最低限以上のお金は投資しないでください。 外国為替取引に関連するリスクについては、自分自身で学んで質問がある場合は独立した財務や税務顧問に質問してください。 データと情報は全て'そのままの形'で提供されます。それらは情報提供のみを目的としており、取引目的やアドバイスを目的としたものではありません。 過去の実績は、将来の結果を示すものではありません。

EURUSD 1.01842 GBPUSD 1.19654
USDJPY 136.117 USDCAD 1.3015

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CLS決済は外国為替の時差リスクを無くす仕組みです

IT

いよいよ、決済3部作(?)の最終話、 CLS決済システム の話です。

外国為替決済のリスク、ヘルシュタット・リスク

以前、日銀の話で書いた通り、 各通貨の決済はそれぞれの国の中央銀行 で行われます。

  1. 決済日到来。
  2. 最初に営業時間を迎える日本で、A銀行の円口座からB銀行の円口座へ、「円」が受け渡されます。 (日銀での決済処理が行われた)
  3. 13時間後 、ニューヨークで営業時間到来。
  4. B銀行の米ドル口座からA銀行の米ドル口座へ「米ドル」が受け渡されます (FEDでの決済処理が行われた)

2.と4.は、同じ決済日の対になる取引ですが、円と米ドルの取引の間には 13時間 ものズレが。
A銀行は、円を支払った13時間後にしか、米ドルを受け取れません・・・。

これが外国為替取引における、 時差リスク です。

1974年 に、旧西ドイツのヘルシュタット銀行がアメリカの市場が開く前に 破綻 したことにより、米ドルを受け取る予定であった多くの銀行が、損失を被ったという出来事です。

なので、 外国為替の時差による決済リスク を、この事件になぞらえて、 「ヘルシュタット・リスク」 と呼ぶのです。

CLS銀行

「ヘルシュタット・リスク」を無くすために考えられた仕組みが、 CLS決済(Continuous Linked Settlement) です。

24時間 営業のCLS銀行 により、 異なる通貨を同時に決済することが可能な仕組み を作ったのです。 (CLS銀行は、 2002年 から稼働しています)

CLS銀行は、各国の中央銀行全てが営業している時間帯 (日本時間の午後3時から5時の間) に、決済指図を出します。その指図を各国の中央銀行が執行します。

PVP (Payment versus Payment) 他通貨同時決済と呼ばれる方式です。

日本の銀行だと、都銀の3行、 三菱UFJ、みずほ、三井住友 のみです。他には三菱UFJ信託銀行、野村ホールディングス、農林中央金庫、三井住友信託銀行など。CLS銀行への出資が必要だったりと、加盟するための条件や審査が厳しいのです。

晴れて、加入した銀行は 「CLS決済メンバー」 になります。

CLS銀行の、 「サードパーティーサービス」 を利用します。
外国為替取引をCLS決済メンバー行に依頼して、CLS決済を実現します。

そして、ここでももちろんSWIFTが登場します。
銀行間の決済指図を統一して管理していメッセージの中に CLS決済に関する情報を追加 することで、CLS決済が行われます。

CLSメンバーであれば、 CLS銀行のコード を、サードパーティーサービスを利用している先ならば、 依頼先のCLSメンバー銀行のコード を入れたメッセージを、SWIFTを利用して送受信することとなります。

運用会社でもCLS決済

このCLS銀行が、 2002年 にスタートした時、サードパーティ向けの「CLS決済システム」開発を担当したのでした。

私が新卒で入社し、 14年 勤めた会社での最後のプロジェクトでした。
使う環境・データベース・プログラム言語全てがメンバーにとって初めてのことだったのもあり、とても苦労したプロジェクトでもありました。そして、初めて夫と一緒に働いたプロジェクト。

そんなことで、 20年 近くも前のことですが、「CLS」と聞けば、何かしら?と反応するぐらいの単語ではありました。

20年前 にやっていた話が何故今頃?と思いました。 外国為替リスク
数年前に、金融庁から外国為替決済業務のリスク管理の観点で、 CLS決済の導入を促進する方針 が示され、信託銀行・証券会社・運用会社でも、外国為替取引時にCLS決済を導入する対応が進められてきました。

それが、いよいよ 前職の会社でも適用される ところに来ていたのでした。

為替の時差リスクを排除する代わりに、追加の手数料 (ファンドのコストとして処理されるようです) と取引の指図をしてから、執行までに追加の時間が必要になるところが変わる点でしょうか。

CLS決済は外国為替の時差リスクを無くす仕組みです

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いよいよ、決済3部作(?)の最終話、 CLS決済システム の話です。

外国為替決済のリスク、ヘルシュタット・リスク

以前、日銀の話で書いた通り、 各通貨の決済はそれぞれの国の中央銀行 で行われます。

  1. 決済日到来。
  2. 最初に営業時間を迎える日本で、A銀行の円口座からB銀行の円口座へ、「円」が受け渡されます。 (日銀での決済処理が行われた)
  3. 13時間後 、ニューヨークで営業時間到来。
  4. B銀行の米ドル口座からA銀行の米ドル口座へ「米ドル」が受け渡されます (FEDでの決済処理が行われた)

2.外国為替リスク と4.は、同じ決済日の対になる取引ですが、円と米ドルの取引の間には 13時間 ものズレが。
A銀行は、円を支払った13時間後にしか、米ドルを受け取れません・・・。

これが外国為替取引における、 時差リスク です。

1974年 に、旧西ドイツのヘルシュタット銀行がアメリカの市場が開く前に 破綻 したことにより、米ドルを受け取る予定であった多くの銀行が、損失を被ったという出来事です。

なので、 外国為替の時差による決済リスク を、この事件になぞらえて、 「ヘルシュタット・リスク」 と呼ぶのです。

CLS銀行

「ヘルシュタット・リスク」を無くすために考えられた仕組みが、 CLS決済(Continuous Linked Settlement) です。

24時間 営業のCLS銀行 により、 異なる通貨を同時に決済することが可能な仕組み を作ったのです。 (CLS銀行は、 2002年 から稼働しています)

CLS銀行は、各国の中央銀行全てが営業している時間帯 (日本時間の午後3時から5時の間) 外国為替リスク に、決済指図を出します。その指図を各国の中央銀行が執行します。

PVP (Payment versus Payment) 他通貨同時決済と呼ばれる方式です。

日本の銀行だと、都銀の3行、 三菱UFJ、みずほ、三井住友 のみです。他には三菱UFJ信託銀行、野村ホールディングス、農林中央金庫、三井住友信託銀行など。CLS銀行への出資が必要だったりと、加盟するための条件や審査が厳しいのです。

晴れて、加入した銀行は 「CLS決済メンバー」 になります。

CLS銀行の、 「サードパーティーサービス」 を利用します。
外国為替取引をCLS決済メンバー行に依頼して、CLS決済を実現します。

そして、ここでももちろんSWIFTが登場します。
銀行間の決済指図を統一して管理していメッセージの中に CLS決済に関する情報を追加 することで、CLS決済が行われます。

CLSメンバーであれば、 CLS銀行のコード を、サードパーティーサービスを利用している先ならば、 依頼先のCLSメンバー銀行のコード を入れたメッセージを、SWIFTを利用して送受信することとなります。

運用会社でもCLS決済

このCLS銀行が、 2002年 にスタートした時、サードパーティ向けの「CLS決済システム」開発を担当したのでした。

私が新卒で入社し、 14年 勤めた会社での最後のプロジェクトでした。
使う環境・データベース・プログラム言語全てがメンバーにとって初めてのことだったのもあり、とても苦労したプロジェクトでもありました。そして、初めて夫と一緒に働いたプロジェクト。

そんなことで、 20年 近くも前のことですが、「CLS」と聞けば、何かしら?と反応するぐらいの単語ではありました。

20年前 にやっていた話が何故今頃?と思いました。
数年前に、金融庁から外国為替決済業務のリスク管理の観点で、 CLS決済の導入を促進する方針 が示され、信託銀行・証券会社・運用会社でも、外国為替取引時にCLS決済を導入する対応が進められてきました。

それが、いよいよ 前職の会社でも適用される ところに来ていたのでした。

為替の時差リスクを排除する代わりに、追加の手数料 (ファンドのコストとして処理されるようです) と取引の指図をしてから、執行までに追加の時間が必要になるところが変わる点でしょうか。

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