【ガンドラック氏、手遅れになるまでしがみつくな~今を犠牲にしても』 (2017年8月8日 ブルームバーグ) 米ダブルライン・キャピタルの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフリー・ガンドラック氏(57)は、金融市場も自身の業界も、「いいことずくめ」であり過ぎると考え、そんな世界から距離を置こうとしている。ジャンク債や新興市場債などのリスク資産は過大評価されていると考える同氏は、これらの資産のポジションを縮小、高品質で金利上昇からの影響が小さいクレジット商品への投資を増やしている。それによって当面のパフォーマンスを幾分犠牲にすることは承知の上だ。 ガンドラック氏はどんな出来事や展開が投資家センチメントを転換させるかは予言できないが、今は慎重になる方が、手遅れになるまでしがみついているより良いと考えている。「きっかけが現れるのを待っていれば、安い値段で売ることになる。今は『リスクを心配せずに何を買っても大丈夫』な時期ではない。それをするなら1年半前にすべきだった」と7日の電話インタビューで話した。 同氏はダブルラインの大きさについても慎重だ。うまく運用できる金額には限度があるとし、運用資産が1,500億ドル(約16兆5900億円)に達したら募集をやめようと考えている。現在の規模は1,100億ドル。「機関投資家向け事業では実際、投資を断っている。5,000億ドルを運用したくない。2,000億ドルでも運用したくない」と語った】
一日1万円!美人トレーダー奈那子さんの勝ち方(後編)
奈那子さん 上手なポジションの手仕舞いの仕方と損切り 上手なポジションの手仕舞いの仕方と損切り 例えば、東京市場の動きがロンドン時間(日本時間の夕方)になると、逆になったりすることも結構ありますね。NY市場(日本時間の夜)が始まると市場参加者が多くなり、動きはさらに力強さを増してきます。大切なのは、テクニカルの重要なポイント(例えば一目均衡表の転換線や基準線)には必ず、市場参加者の思惑が加わるということ。高値を上抜けた(下値を割り込んだ)後、次のポイントに向けて、市場参加者がどのように利益を出そうとしているのか?どこにストップロス注文やオプションの期日の注文が有るのか?なども頭に置いてトレードをします。そのポイントが損切や利益確定の目安になるのです。
大事なのは大きく損をしないように資金を守ること!
奈那子さん 大事なのは「資金管理」(大きな損をしないように資金を守ること)ですね。マーケットから退場することにならないように、ある程度の資金は絶対に守らないとダメです。人によって資金量も取引量も違いますから、「損失は資金の何パーセントまで」などと一概に決めつけることはしません。
ガイド内田 退場させられないように、きちんと資金を確保しておくことがカギなのですね!トレード中に不利な状況になったり、失敗したな、と思ったときの対処法はありますか?
奈那子さん 間違えたと思ったらすぐに損切り、負けを認める素直さが必要ですね。損失も「コスト」(必要経費)なんだと大らかに考えると気が楽でしょう(笑)あとは、週の終わりの金曜日にはポジションをほとんど手仕舞いますね。ポジションの量を調整しながら、無理せず年間でプラスになるよう心がけています。
ガイド内田 トレードに無理は禁物ですね。初心者の方はなかなか損切りができないとの声が多いのですが、奈那子さんのおっしゃるように、年間でプラスという発想であれば心穏やかにトレードができるかもしれません。
奈那子さん 私はリーマン・ショックで大失敗した経験もありますから、とにかく「お金を守る」という発想は大事だと思っています。
ガイド内田 他にも、奈那子さんが参考にしている情報があったら教えてください。他の投資家の方のブログも参考にされているのですか?
奈那子さん 参考にしているのは、トレード仲間の相場観と実際に仲間が注目している通貨ペアの方向性です。尊敬しているのは西原宏一さんと、FXだけで生活しているバカラ村さん。自分のお金を投入し、マーケットで戦っているトレーダーの声ほど重たいものはありませんから。あとはGI24やFX WAVEかな。ロイター、ブルームバーグ、WSJの有料記事やコラムなども週末に読むようにしています。
FXで得たものは充実した素敵な人生
ガイド内田 最後に、忙しい人でもFXを生活に取り入れる方法を教えていただけませんか。なかなか相場をずっと見ていることができない、FXにチャレンジできないという人にもアドバイスをお願いします。
奈那子さん 忙しい方はスイングトレード(数日間で売買を済ませる)がおすすめです。市場参加者が増える「NY時間だけ」など、時間帯を決めて取引するのもいいかもしれません。価格は、テクニカルポイントでいったん止まることが多いですから、次に動き出すタイミングと方向を冷静に見極めながら急がずトレードします。
ガイド内田 FXでコツコツお金を稼ぐチャンスは誰にでもあるということですね。
奈那子さん はい!なかなかFXに挑戦できないという人も、ぜひトライして欲しいですね。FXを始めて苦しい時期もあったけど、今は仲間もたくさんいます。同じ趣味をもつ仲間がたくさんいるって本当に素敵なことだと日々感じています。FXで得たものはお金だけではなく、人生でとても大切な友人達。FXは本当に楽しいですよ。
美女投資家・奈那子さんに学んだこと
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米国株急落!投機筋の膨大なVIX売りでブラックスワンが誕生
・「金利は低く、企業利益は健全で、市場には陶酔感がない」ので、この相場はバブルではないというのは本当か?
・ボラティリティ売りの人気が卓袱台(ちゃぶだい)返しになり米国株が急落
・5波という最終波動の不確かさ
・バブル相場は降りられない
・乗り遅れたくない投資家がこぞって市場に押し寄せるメルトアップ相場の崩壊か?
・バブルの崩壊はすべて政策金利の引き上げが原因だった
・1987年のブラックマンデー環境を想起させる危険なカクテル環境
・メルトアップの後にはメルトダウンがやって来る
「金利は低く、企業利益は健全で、市場には陶酔感がない」ので、この相場はバブルではないというのは本当か?
陶酔感が欠如している理由は長くなるので省略するが、簡単に言えば1987~1989 年の日本のバブル、1990 年代前半の新興国(ジャンク債)バブル、1995~2000 年のIT バブル、2000~07年のサブプライム住宅バブルなどのバブル崩壊などで、40歳以上の人たちはバブルに懲りているからだ。
ボラティリティ売りの人気が卓袱台(ちゃぶだい)返しになり米国株が急落
マーク・ファーバーの昨年7月のレポート【THE GLOOM BOOM & DOOM】で、マーク・ファーバーの友人のマイケル・ガイエド(ペンション・パートナーズ社ポートフォリオマネジャー、CFA)は次のような指摘をしていた。
【2009年3月に買い持ちを断念した投資家は今、何の疑いもなく受動運用のETFに資金を注ぎ込んでいる。戦略よりもただ手数料に注目するだけである。なぜか。リスク管理が問題にならず、市場平均の下げが数日間しか続かないようでは、いかなる思慮深い分析も必要がないからだ。
サイクルで考え、大局観を持つには努力が求められる。しかし、非常に多くの市場参加者がボラティリティの平均回帰、また株価には上げるときよりもはるかに速く下げる傾向があることを忘れてしまっているようだ。そうなると「パニックの時」がやってくる。
なぜか?未来は予測できないとはいえ「大衆は極端になると間違える」というのは予測できるからだ。そして現在、人々の意見は一致している。好意的反応の繰り返しが原因で、未来が過去とまったく同じようにみえると人々が信じるようになったからだ。証拠がほしいだろうか。その証拠はVIX 先物にある】(出所: マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート2017年7月号「今こそパニックの時」マイケル・ガイエド・国内代理店パンローリングの掲載許可をとって掲載)
VIX指数先物の投機筋の建玉(2012~2017) 総楽観で売りポジションが歴史的水準に…
VIX指数先物(日足)
5波という最終波動の不確かさ
NYダウ(月足)と波動カウント
ビットコイン/円(日足)と波動カウント
バブル相場は降りられない
NYダウ(日足)1986~1987年の波動カウントとブラックマンデー
乗り遅れたくない投資家がこぞって市場に押し寄せるメルトアップ相場の崩壊か?
NYダウCFD(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
NYダウCFD(4時間足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
NYダウCFD(1時間足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ 中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青 下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド 出所:MT4(石原順インジケーター)
日経平均CFD(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド 上手なポジションの手仕舞いの仕方と損切り
出所:MT4(石原順インジケーター)
日経平均CFD(4時間足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
上段:ボリンジャーバンド(21)±0.6シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
ドル/円(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±1シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
上段:ボリンジャーバンド(21)±1シグマ
中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青
下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド
出所:MT4(石原順インジケーター)
ドル/円(1時間足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
上段:ボリンジャーバンド(21)±1シグマ 中段:修正平均ADX(14)=赤・標準偏差ボラティリティ(26)=青 下段:赤色の期間=買いトレンド・黄色の期間=売りトレンド 出所:MT4(石原順インジケーター)
バブルの崩壊はすべて政策金利の引き上げが原因だった
米10年国債金利(週足)
上段:14週修正平均ADX(赤)・26週標準偏差ボラティリティ(青)
下段:21週ボリンジャーバンド±1シグマ(緑)
出所:石原順
【ガンドラック氏、手遅れになるまでしがみつくな~今を犠牲にしても』 上手なポジションの手仕舞いの仕方と損切り (2017年8月8日 ブルームバーグ)
米ダブルライン・キャピタルの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフリー・ガンドラック氏(57)は、金融市場も自身の業界も、「いいことずくめ」であり過ぎると考え、そんな世界から距離を置こうとしている。ジャンク債や新興市場債などのリスク資産は過大評価されていると考える同氏は、これらの資産のポジションを縮小、高品質で金利上昇からの影響が小さいクレジット商品への投資を増やしている。それによって当面のパフォーマンスを幾分犠牲にすることは承知の上だ。
ガンドラック氏はどんな出来事や展開が投資家センチメントを転換させるかは予言できないが、今は慎重になる方が、手遅れになるまでしがみついているより良いと考えている。「きっかけが現れるのを待っていれば、安い値段で売ることになる。今は『リスクを心配せずに何を買っても大丈夫』な時期ではない。それをするなら1年半前にすべきだった」と7日の電話インタビューで話した。
同氏はダブルラインの大きさについても慎重だ。うまく運用できる金額には限度があるとし、運用資産が1,500億ドル(約16兆5900億円)に達したら募集をやめようと考えている。現在の規模は1,100億ドル。「機関投資家向け事業では実際、投資を断っている。5,000億ドルを運用したくない。2,000億ドルでも運用したくない」と語った】
1987年のブラックマンデー環境を想起させる危険なカクテル環境
ゴルディロックス(適温)相場と言われて久しいが、「ゴルディロックスと3匹のくま」(Goldilocks and 上手なポジションの手仕舞いの仕方と損切り the Three Bears)は、イギリスの有名な童話である。ゴルディロックスの童話の本質は、「そういう状況は長くは続かない」ということである。ゴルディロックス相場的な環境が長期化するだろうというシナリオは、市場予想や価格におおむね織り込まれている。
米国株時価総額の対名目GDP比(バフェット指数)
メルトアップの後にはメルトダウンがやって来る
かねてより、米国株はトランプ大統領の誕生でバブルが延命する可能性があるという見通しを述べ、「トランプの勝利により、ファンダメンタルズやバリュエーションに関する合理的な評価とは何の関係もない、溶解システムを作動させたというリスクはある」と発言していたエコノミストのエド・ヤルデニ(ヤルデニ・リサーチ)は、現在の株式市場について、【市場は、乗り遅れたくない投資家がこぞって市場に押し寄せるメルトアップの様相を急速に強めている。心配なのは通常、メルトアップの後にはメルトダウンがやって来ることだ】(2017年10月11日CNBC A melt-up is likely gripping the market, and its ultimate demise could resemble the 1987 bust, Wall Street's Ed Yardeni predicts)と、この相場に警鐘を鳴らしていた。
iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF(日足)
ジャンク債ETFはバブル延命の指標銘柄=炭鉱のカナリア
上段:14日修正平均ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青)
中段:21日ボリンジャーバンド±1シグマ(緑)
下段:14日ATR
出所:石原順
Woodies CCI解説(2)ZLR手法(ゼロライン・リジェクト)
Woodies CCI
Woodies CCI解説目次
Woodles CCI 公式解説書では、トレンド方向に向かってエントリーする「トレンドフォロー」として4手法、トレンドとは逆の方向に向けてエントリーする「カウンタートレンド」として6手法が紹介されています。全部で10個の手法を順に紹介していきます。
ZLR手法(ゼロライン・リジェクト)とは
まず最初の手法は、「ZLR手法(Zero Line Reject、ゼロライン・リジェクト)」という手法です。
ZLR手法は、 CCIラインがトレンドとは逆のゼロライン方向にいったん戻り、あるいはそのままゼロラインをクロスした後、元のトレンド方向に戻るタイミングを狙う手法 です。
「リジェクト」とは、ゼロライン付近で「反発」して元のトレンドに戻る、のような意味です。
ZLR手法の実例(上昇トレンド)
以降の回でも解説しますが、このZLR手法は単独で使うだけでなく、他の手法と一緒に使う手法でもあります。
これも、上昇トレンドのケースです。赤の垂直線がエントリーポイントです。
このケースでは、 TCCIラインだけでなく、CCIラインもいったん0ラインを下回った あとに、上昇トレンドに戻っています。これも綺麗な押し目買いになっています。
Woddies CCI公式解説書では、このようにTCCIラインだけでなくCCIラインも0ラインをクロスしないと、「真のリジェクト」ではない(” It really hasn’t rejected it until it crosses back over.”)、とされています。
なお、このケースでは、 TCCIラインがCCIラインよりも先に0ラインより下で反転しており、TCCIラインはCCIラインを先導するシグナルとして機能している ことがわかります。
ZLR手法の実例(下降トレンド)
同様に下降トレンドのケース(戻り売り)を掲載しておきます。赤の垂直線がエントリーポイントです。
ところで、FXトレーダーの皆さんは、上のチャートのような綺麗なトレンドは、そんなに多く発生しないことをご存じですよね。したがって「ZLR手法は結構ダマシが多いのでは?」と思われると思います。
実はWoddies CCI手法では、このZLR手法が失敗した場合、言い換えるとトレンドが元に戻らずにそのままトレンド転換した場合に使う「Famir(ファミア)手法」という手法もあります。ファミア手法については、別の回で紹介します。
投機筋等の円買いが活発に行われ円高が進行中ですが
<抜粋>
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>BISへ報告する日銀の統計では日本の4月の1日の平均為替取引高は1,989億ドル…うち対顧客取引は217億ドル
>従って、対顧客217億ドルが相場を動かす原点でありそこへ投機筋がどれだけ入っているかだ。
>ヘッジファンドも邦銀で取引をする。ただ1回の取引額が大きくても平均すれば小さく、また1日でポジションを閉じるのも多いのが彼らの取引である。長期でポジションを取る場合は商品がからみ対内対外債券取引に計上され捕捉できる。
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という見方が正しければ【217億ドル/1,989億ドル】で投機取引は全体の11%以下ということになります。
ちなみによく取り上げられる「シカゴIMMの非商業(投機)ポジション」は多いときで~60,000枚くらいで推移しています。
1枚が1,250万円→今のレートで約16万ドルなので
60,000枚×16万ドル=【96億ドル】となります。
次に一口に投機筋といっても、大きいところでは投資銀行や有名ヘッジファンドなどから中・小ヘッジファンドに個人のFX取引まで千差万別なので、売りも買いもポジションサイズも長・短も実に様々だと思います。
ですから、抵抗線などの特定のポイントやストップ発動による荒れた場面でもないかぎり手仕舞いが一度に同方向に集中することは少ないのではないかと思います。
それに基本的には分割して閉じられることがほとんどでしょうからなおさらです。
>リーマンショック以前は200円~250円間程度で推移
>書込み時点で124.45円と100円も下落した状態
>この価格差を発生させた程のショートポジションを決済すればポンドは相当上昇をする事になりますがリーマンショック後は160円以下での推移
>投機筋は利益確定をせず、これらのショートポジションを持ち続けているのでしょうか?
この指摘については、リーマンショック依然の買いポジションを考える必要があると思います。
下落時点では買いポジションの投げで売り手仕舞いが増加したはずです。
その手仕舞いの売りが利益確定の買い戻し注文を吸収したとは考えられないでしょうか?
その後も損切りできずに塩漬けになった買いポジションは戻りがあるたび「ヤレヤレの売り」を出してくるので、失敗した買いポジションが整理し終わるまで散発的に売りは出ていたと思われます。
為になるお話、勉強になります。
なる程、リーマンショック以前は個人投資家などのロングポジションが多過ぎた状態、
いわゆる買われ過ぎの為、下落時、投機筋が小分けで利確決済を繰り返しても
個人投資家のストップの数の方が多い為、更に下落が続いたと考えられるのですね。
最安値で118円程度だったと記憶してますが、
底値になった際、ショートポジションの持つ含み益では200円まで戻す圧力は無く
単純に安値と言う事でロングポジションが増え160円程度まで戻した。
と言う事でしょうか?
そうなりますと今回のポンド下落(現在、125円程度)も同じ様に捉えられますか?
或いは本来のレート基準から見て安過ぎでしょうか?
ビッグマック指数から推測致しますと安過ぎる様に感じますが、
今回の暴動等も有りオリンピックを1年後に控えていても上昇する要素が乏しいと
思ってしまいます。
相場師朗氏が教える「株式売買の目印」と「建玉の操作」とは?
7step株式投資メソッド illustration of business man on dollar way
相場師朗氏の「7step株式投資メソッド 」本編動画後半をレビュー
今回の記事では、本編動画の後半(第5講~第7講)をレビューします。本編動画の後半では、「うねり取り手法」の2大要諦の一つである「建玉操作」についての解説があります。
第5講 秘伝!株式売買の目印 (47分08秒)+ (12分32秒)
第1講から第4講までの説明で、株価の動きの特徴や分割売買のやり方を一通り学ぶわけですが、売買するにあたり建玉をするための「目印」となるものが必要です。
第6講 ヘッジの仕方(3分48秒)+ (3分12秒)+ (5分31秒)
例を挙げますと、株価がこれ以上下がらないと思って買い玉を入れたが、反対に株価が下がってしまった場合、反対玉(空売り)を入れて様子を見ます。この方法を相場用語で「ツナギ」と呼びますが、動画ではヘッジ(ツナギ)を入れるタイミングについて詳しく解説しています。
3本目の動画では、うねり取りの真骨頂とも言うべき「建玉の操作」について詳しく解説しています。
4本目の動画では「手仕舞い方法」についての解説となります。分割で買った後は、どこかのタイミングで手仕舞いして利益に変えなければなりません。この動画では、買い玉を手仕舞うポイントについて分かりやすく解説しています。
第6講ではまた、 「乗せ」 という技法についても解説しています。「乗せ」とは、(買い玉を持っている場合)上昇トレンドの過程でさらに買い増すことです。
第7講 実際の売買 (11分34秒)+ (1分39秒)
本編動画を視聴した感想
裁量トレード手法である「うねり取り」は、個人の感覚によるところが大きいため、これらの本では、「売買するための明確な根拠」が説明されていません。
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