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日経225オプション戦略研究集

日経225オプション戦略研究集
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株ブログ・20年現役マネージャーの株式情報

【黒田総裁とは】
さて 前回の発言で物議を醸し出した黒田総裁 であるが、今度は週刊誌に生涯年収15億円、任期中の年収4億円、億ションも現金一括購入、などと言われ始めた。
もちろん 相場などをやれない立場だから、インフレを経験していながら、1970年代の動きが どうなっていたのか?
どんな反省点があったのかなどは、知る余地もなくただ単に MMTだ。
MMT 理論は、善者の理論で、理論的であっても現実的でない。
貸借対照表のことばかりに集中し、ずっと 経理家の話だ。

さて話を1970年代に戻せば、第1次オイルショック、第2次オイルショック とあるが、第1次オイルショックがひどかった。
なぜなら 金利をあげなかったからだ。

それは 日銀が 忖度する先を間違ったからである。
続きは youtube で。

  • 金利を上げないのは正しいのか? (2022/06/14)
  • 共振から発散振動へ、タコマナローズを思い出せ。ドル160円に (2022/06/12)
  • 先物公開トライアル 終了 +14.8 (2022/06/11)
  • いよいよ無料トライアル、OP開始、10万円を稼ぐ。 (2022/06/08)
  • 円安の報復始まる。 (2022/06/07)

共振から発散振動へ、タコマナローズを思い出せ。ドル160円に 記事No.9733

  • 金利を上げないのは正しいのか? (2022/06/14)
  • 共振から発散振動へ、タコマナローズを思い出せ。ドル160円に (2022/06/12)
  • 先物公開トライアル 終了 +14.8 (2022/06/11)
  • いよいよ無料トライアル、OP開始、10万円を稼ぐ。 (2022/06/08)
  • 円安の報復始まる。 (2022/06/07)

先物公開トライアル 終了 +14.8 記事No.9732

終了
【オプションで10万円稼ぐ無料公開トライアル】
合計 +14.30
全て決済
225-09-m 27770 S 0.3 27380 +11.70
225-09-m 27810 S 0.2 27380 +8.60
225-09-m 27750 S 0.5 27380 +18.50
PUT-07-27500 320 S 1 675 -35.50

決済済み
225-09-m 28300 B 0.5 28230 -3.50
CAL-07-28250 500 S 1 355 +14.50

  • 金利を上げないのは正しいのか? (2022/06/14)
  • 共振から発散振動へ、タコマナローズを思い出せ。ドル160円に (2022/06/12)
  • 先物公開トライアル 終了 +14.8 (2022/06/11)
  • いよいよ無料トライアル、OP開始、10万円を稼ぐ。 (2022/06/08)
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    東京総合研究所の株ブログへようこそ。
    このブログは投資顧問である私たちが投資家への良き道しるべとなるように、あらゆる表現方法を用いて、相場への取り組み方を伝えています。 日経平均先物を中心に、なぜ「儲かるのか」ではなく、なぜ儲からないのかを解くことにより、投資家の陥る罠から真の投資方法へのアイデアを話していきます。大切なのは、昨日のことではなく、明日のこと。大切なのは、頭ではなく、心です。 資産を築く道に、近道はないこと。必勝法もないこと。勉強は必要な事。運を味方に付かなければならないこと。そして
    知識が知恵を生み、知恵が戦略を作ることをお話しします。時にはテクニカル分析を使って、日経平均先物、NYダウ、そしてドル円のチャートを丹念に見ます。しかし時には、どんな努力も偶然にいたずらに無に帰すということも伝えています。 簡単に儲かる方法はないことを断言します。それは、投資家が明日ばかりを求めて、楽な方法を選ぶからです。

    「天底は、楽園の果実のように、魅力のあるものだ。しかしそれを食べれば、楽園からは追い出され、神の保護から追放される。見てはならないものであることを知らなければならない。天底を狙って、大儲けした人はいない。」
    相場格言にある、「天井売らず、底買わず」その意味がわかるころには、自分が神になろうとしてたことを知る。 システムの誤差を認め、同じ方法でやり抜くことで、自然から確率の見返りを得ることができる。 それが分かる頃には、自分は随分遠回りしたと感じるだろう。 2007.1.1記
    この東京総合研究所・株ブログを末永くお願い申し上げます。

    VIX 日経225(夜間) VVIX MOVE 2022年6月15日(水)

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー
    (コンタンゴかバックワーデーションか)

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート
    (VIXを視覚的に捉えるチャート)

    5. VIXと日経225先物
    (夜間の日経225先物トレードに生かすヒント)

    6. VIX/VIX3M(VXX売りの指標)

    7. VVIX/VIX(市場の不穏な気配を感じるチャート)

    8. MOVE指数(債券のVIX)

    9.SKEW指数(ブラックスワン指数)

    10.米国債金利

    【まとめ】

    VIX29.62↘(✖)

    VIX指数≒先物(▲)

    VIX指数タームストラクチャー(△)

    バックワーデーション(中長期コンタンゴ)

    VIX先物タームストラクチャー(△)

    VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート (▲)

    スパイク(但しピークを脱したか?)

    VIX/VIX3Mレシオ=0.96↘(△)

    VVIX/VIX=3.56↗(✖)(但し底を打った可能性)

    MOVE指数 135.93↘(✖)

    SKEW/VIX(4.39→3.65→3.83→4.00)↗+SMA20(4.43→4.43→4.43→4.日経225オプション戦略研究集 39)↘(

    SMA下向きに

    米国債金利 短期↘ 中期↘ 長期↘ (5年>10年)

    1. 米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)

    2022年6月15日~6月16日朝の概況

    NYダウ 30,668.54ドル +303.70(+1.00%)

    S&P500 3,790.00pt +54.53(+1.46%)

    NASDAQ総合指数 11,099.15pt +270.81(+2.50%)

    2. VIX指数とVIX先物の位置関係

    <vixcentral提供のチャート>

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー(コンタンゴかバックワーデーションか)

    VIX指数:短期バックワーデーション 中長期コンタンゴ(△)
    VIX先物:フラット (△)

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX先物タームストラクチャーです↓先物までバックワーデーションになると大きなショックの可能性が。

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

    日経225オプション戦略研究集

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートです↓

    5. VIXと夜間日経225先物

    6. VIX/VIX3Mレシオ

    7. VVIX/VIXレシオ

    VVIX=VIXのインプライドボラティリテイ(IV)
    これは先行指標になるのでしょうか? 日経225オプション戦略研究集
    VVIXもVIXと同じような動きをしているようにみえますが、動き方の比率に微妙にずれが出るため、VVIX/VIXの値が変化します。市場の不穏な雰囲気が、S&P500のプットオプションの買い(VIX)とVIXのコールオプションの買い(VVIX)の微妙な差を生み、その結果じわじわとVVIXとVIXの変動率の違いを生み出していく…。基本的に先に原資産であるS&P500のプットオプションが買われVIXが上がり始めます。そうするとVVIX/VIXレシオが下がり始めます。S&P500のプットオプションの買われ方を単独で見るのではなく、そのプットオプションの買われ方がVIXコールオプションの買われ方に対してどうか、という視点でみることで、相場の不穏な雰囲気を察知できるかもしれないということです。
    【一応の基準】
    6以上を維持◎(平穏 リスクオン) ※高すぎる値は警戒
    5~6○(平穏へ)
    ~5×(5を割り込むような原資産の下落はちょっと長引く可能性)

    【長期チャート】
    最低値=2.05(2020年3月12日) 最高値=10.51(2018年1月3日)

    8. MOVE指数

    9. SKEW

    125.16
    SKEW/VIXレシオ・移動平均クロス(✖)
    SKEW/VIX(4.72→ 4.55 →4.65→4.91→4.93→4.88→5.02→…→4.39→3.65→3.83→4.00)
    MA20( 4.12 →4.14→4.17→4.18→4.18→4.23→4.26→…→4.43→4.43→4.43→4.39)

    VIX 日経225(夜間) VVIX MOVE 2022年6月15日(水)

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー
    (コンタンゴかバックワーデーションか)

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート
    (VIXを視覚的に捉えるチャート)

    5. VIXと日経225先物
    (夜間の日経225先物トレードに生かすヒント)

    6. VIX/VIX3M(VXX売りの指標)

    7. VVIX/VIX(市場の不穏な気配を感じるチャート)

    8. MOVE指数(債券のVIX)

    9.SKEW指数(ブラックスワン指数)

    10.米国債金利

    【まとめ】

    VIX29.62↘(✖)

    VIX指数≒先物(▲)

    VIX指数タームストラクチャー(△)

    バックワーデーション(中長期コンタンゴ)

    VIX先物タームストラクチャー(△)

    VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート (▲)

    スパイク(但しピークを脱したか?)

    VIX/VIX3Mレシオ=0.96↘(△)

    VVIX/VIX=3.56↗(✖)(但し底を打った可能性)

    MOVE指数 135.93↘(✖)

    SKEW/VIX(4.39→3.65→3.83→4.00)↗+SMA20(4.43→4.43→4.43→4.39)↘(

    SMA下向きに

    米国債金利 短期↘ 中期↘ 長期↘ (5年>10年)

    1. 米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)

    2022年6月15日~6月16日朝の概況

    NYダウ 30,668.54ドル +303.70(+1.00%)

    S&P500 3,790.00pt +54.53(+1.日経225オプション戦略研究集 日経225オプション戦略研究集 46%)

    NASDAQ総合指数 11,099.15pt +270.81(+2.50%)

    2. VIX指数とVIX先物の位置関係

    <vixcentral提供のチャート>

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー(コンタンゴかバックワーデーションか)

    VIX指数:短期バックワーデーション 中長期コンタンゴ(△)
    VIX先物:フラット (△)

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX先物タームストラクチャーです↓先物までバックワーデーションになると大きなショックの可能性が。

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートです↓

    5. VIXと夜間日経225先物

    6. VIX/VIX3Mレシオ

    7. VVIX/VIXレシオ

    VVIX=VIXのインプライドボラティリテイ(IV)
    これは先行指標になるのでしょうか?
    VVIXもVIXと同じような動きをしているようにみえますが、動き方の比率に微妙にずれが出るため、VVIX/VIXの値が変化します。市場の不穏な雰囲気が、S&P500のプットオプションの買い(VIX)とVIXのコールオプションの買い(VVIX)の微妙な差を生み、その結果じわじわとVVIXとVIXの変動率の違いを生み出していく…。基本的に先に原資産であるS&P500のプットオプションが買われVIXが上がり始めます。そうするとVVIX/VIXレシオが下がり始めます。S&P500のプットオプションの買われ方を単独で見るのではなく、そのプットオプションの買われ方がVIXコールオプションの買われ方に対してどうか、という視点でみることで、相場の不穏な雰囲気を察知できるかもしれないということです。
    【一応の基準】
    6以上を維持◎(平穏 リスクオン) ※高すぎる値は警戒
    5~6○(平穏へ)
    ~5×(5を割り込むような原資産の下落はちょっと長引く可能性)

    【長期チャート】
    最低値=2.05(2020年3月12日) 最高値=10.51(2018年1月3日)

    8. MOVE指数

    9. SKEW

    125.16
    SKEW/VIXレシオ・移動平均クロス(✖)
    SKEW/VIX(4.72→ 4.55 →4.65→4.91→4.93→4.88→5.02→…→4.39→3.65→3.83→4.00)
    MA20( 4.12 →4.14→4.17→4.18→4.18→4.23→4.26→…→4.43→4.43→4.43→4.39)

    日経225オプション戦略研究集

    図表2

    2.指数である日経平均VIを取引できるようにした日経平均VI先物

    これまで見てきた日経平均VI(指数)は日経225オプションから算出される数値にすぎず、これ自体の取引はできませんが、最終的に、この数値で清算される仕組みにすることで、ほぼこの指数に連動するように動く商品を作ることができます。これが日経平均VI先物です。この日経平均VI先物を使うことで、指数としての日経平均VIの特徴的な動きを生かした取引をすることが可能になるわけです。
    日経平均VI先物のルールを簡単に確認しましょう(詳しくはJPXの次のサイトを参照くださいhttps://www.jpx.co.jp/derivatives/products/vi/225-vi-futures/index.html)。
    日経平均VI先物は、その値の10,000倍を取引します。よって1枚買い持ちし1ポイント上昇した場合、10,000円の利益になります。1ティック(最低呼び値幅)は0.05ポイント、すなわち500円です。普通の株や先物と同じように取引できます。

    図表3

    auカブコム証券 スマーフォン用取引アプリのスクリーンショット
    ※なおこれらの板は説明の便宜上並べているものであり、全く異なる時期のものである

    例えば、図表3の左側のような板の場合、19.日経225オプション戦略研究集 40ポイントならばすぐに買えます。マーケットメーカー(流動性を維持するために売呼値、買呼値を継続的に出す取引所の指定した取引業者)の気配の中値は19.20ポイントですから、19.40ポイント~19.45ポイントの売り気配にぶつけて買うとなると、現在の気配としては高い値段で買うことになります(19.20ポイントあたりに指値をして誰かが売ってくれるのを待つのも手ですが約定しない可能性があります。参加者が増えて流動性が高まってくるともう少し取引しやすくなることでしょう)。
    ここで日経平均VI先物を19.40ポイントで1枚買ったとしましょう。この水準であればおおよそ7~8万円前後の証拠金で買うことができます。証拠金はSPANにより算出されますが、おおむね日経平均VI先物の値に比例して証拠金が増える形になっています。低い場面では証拠金は小さく、高い場面では多く要求されるということです。なお、日経平均の取引にリスクがなくなることはなく、そのリスクを表すボラティリティ(標準偏差)が0にはならない以上、オプションのインプライドボラティリテイ(IV)が0、あるいはマイナスになることはありませんから、そのIVの代表値である日経平均VIが0以下になることはほとんど考えられません(ただし日経平均VI(指数)の算出の方法上、マイナスになる余地はあるとされます(国宗利広「日経平均VI入門」214頁))。実際、日経平均VI(指数)の2011年以降で最低の値は2017年8月1日の12.19ポイントです。同時期の日経平均VI先物は12.2ポイントでこれがこれまでの過去最低の値です。清算価格(SQ値)は2017年6月の13.45ポイントが最低値です。もちろん過去がそうだったからといって今後もそうだということにはなりませんが、過去のデータ、日経平均のボラティリティ・日経225オプションのIVの性質に鑑みれば、10ポイントを割ることは考えにくいため19.40ポイントで買った日経平均VI先物は最大でも9万円~10万円の損失を覚悟しておけばいいことになります(丸代金194,000円を用意して買う分にはそれ以上に損をすることはありません)。
    さて、その後日経平均VI先物が上昇し、図表3の右側のような板になったとしましょう。日経平均VI先物は満期まで保有せず、期中で反対売買することも可能です。この場面で、27.90の買い気配にぶつければ即約定します。マーケットメーカーの中値が28.10ポイントですので28.10ポイントのところに指値をして待ちたいところですが、買い手が現れないとなかなか売れません。ということで、27.90ポイントで決済することにします。19.日経225オプション戦略研究集 日経225オプション戦略研究集 日経225オプション戦略研究集 40ポイントで買ったものが27.90ポイントに8.50ポイントも値上がりしました。10,000倍の取引ですので、85,000円の利益ということになります。

    3.日経平均VI先物の特徴

    図表4

    図表5

    日経平均VI(指数)はびっくりして多くのオプションが買われたことで、スパイクするものの、その後は20ポイント以下の水準に戻っていく性質が見てとれますし、20ポイント以下の低い時期は嵐の前の静けさであり、その後しばしば大きく噴き上がる様子が観測されますので(上がったら必ず下がりますが、20ポイントを割ったからといって必ず上昇するわけではありません。ただ周期的に低ボラから急騰する様子が事実上観測できるということです)、これを先物は織り込むことになります。すなわち、平時、日経平均VI(指数)が低い水準にあるときは、その後上がる可能性が高い(不確実性が高い)ということで日経平均VI先物は、しばしば指数よりも高い値をとっている傾向があり、逆に指数が上がっても、上がったIVは下がるので、この性質を日経平均VI先物が織り込み、しばしば指数よりも低い値をとる傾向があります。ですから、指数が少々上がったぐらいでは先物は反応しないことも多く、指数が噴き上がっても、先物はその半分程度の上昇にとどまるということも多々あります。現に2018年2月のVIXショックの際、日経平均VI指数は38ポイントをつけましたが、この時先物は29ポイント程度にとどまっています。もっとも、先物はそれ自体の需給で動きますので、2020年3月のコロナショックで日経平均VI(指数)が65ポイントまで上がったとき、同日ではありませんが、日経平均VI先物の方は95ポイントをつけています。市場がクラッシュしたような場面では上記の性質が通用しない場合もありますが、一般的には、相場が安定しているときは指数<先物(=先物プレミアム)、相場が荒れているときは、指数>先物(=先物ディスカウント)となります。
    最終的には、日経平均VI先物は満期においては日経平均VI指数の算出方法に基づいて計算された特別の指数(SQ値)で清算されますので、この時点では日経平均VI指数と日経平均VI先物は一致するといえます。このような制度設計であるので、満期が近くなるにつれ日経平均VI先物の動きは、日経平均VI指数の動きとほぼ同じ動きになることが予想されます。つまり、日経平均VI先物は、残存日数が多いときは指数の変動の感応度が低く、満期が近づくにつれ感応度が高くなっていくことになります。
    先に説明したように、日経平均VI先物は平時、日経平均VI指数よりも高い値をとっているのですが、最終的には指数と先物は一致するわけですから、指数に変化がなければじわじわと先物が指数の方に下りてくることになります。例えば日経平均VI指数が15ポイントで日経平均VI先物が17ポイントだとして、指数が15ポイントのまま変動しなくても、先物は17ポイントからじわじわと15ポイントに近づくように下落していきます。日経平均VI先物を1枚買い持ちしていれば、日経平均VI指数に変化はないにもかかわらず、20,000円の損失となるのです。このように日経平均VI先物も実は時間的価値の低下が起こるのです。言い方を変えると、平時は日経平均VI指数<日経平均VI先物(期近)<日経平均VI先物(期先)という期間構造があるということです。

    1.日経平均VI指数の15ポイント以下はほぼ底値と言い得る(ただし、その時日経平均VI先物を指数と同じ水準で買えるというわけではない=指数よりも先物の方が高い値をとることも多い)。 日経225オプション戦略研究集
    2.スパイク上昇しても一旦すぐに下げ、そこからじわじわと下がっていく(図表2を参照。上ひげが多い)。
    3.高い水準でレンジを形成し、なかなか下げてこない場面がある(クラスタリング)。
    4.上がってもいずれはおおむね20ポイント前後の水準に回帰するように動く。
    5.日経平均VI(指数)と日経平均VI先物は全く同じようには動かない(日経平均と日経225先物ほど裁定が効いていない)。
    6.指数の方が先物よりも大きく動く(先物は「先」を織り込むので、上がったら下がるだろうし、低ければ上がるだろうという予想を織り込む)。
    7.最終的には指数≒先物で精算される。
    8.満期が遠いと指数と先物の感応度は低い(上記5、6が理由)。
    9.満期が近くなると指数と先物の感応度が高まる(上記7が理由)。
    10. 上は100以上になることもあり得るが0より下にはならない(安易に日経平均VI先物を「売る」と大変なことになる場合がある。低い値での「買い」は下値が限られている)。
    11. 平時は指数<先物(期近)<先物(期先)である。
    12. 満期が近づくにつれて先物の値がじわじわと指数の値に下りていく(日経平均VI先物には時間的価値の低下のような動きがみられる)。

    VIX 日経225(夜間) VVIX MOVE 2022年6月15日(水)

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー
    (コンタンゴかバックワーデーションか)

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート
    (VIXを視覚的に捉えるチャート)

    5. VIXと日経225先物
    (夜間の日経225先物トレードに生かすヒント)

    6. VIX/VIX3M(VXX売りの指標)

    7. VVIX/VIX(市場の不穏な気配を感じるチャート)

    8. MOVE指数(債券のVIX)

    9.SKEW指数(ブラックスワン指数)

    10.米国債金利

    【まとめ】

    VIX29.62↘(✖)

    VIX指数≒先物(▲)

    VIX指数タームストラクチャー(△)

    バックワーデーション(中長期コンタンゴ)

    VIX先物タームストラクチャー(△)

    VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート (▲)

    スパイク(但しピークを脱したか?)

    VIX/VIX3Mレシオ=0.96↘(△)

    VVIX/VIX=3.56↗(✖)(但し底を打った可能性)

    MOVE指数 135.93↘(✖)

    SKEW/VIX(4.39→3.65→3.83→4.00)↗+SMA20(4.43→4.43→4.日経225オプション戦略研究集 日経225オプション戦略研究集 43→4.39)↘(

    SMA下向きに

    米国債金利 短期↘ 中期↘ 長期↘ (5年>10年)

    1. 米国株式市場概況(NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数)

    2022年6月15日~6月16日朝の概況

    NYダウ 30,668.54ドル +303.70(+1.00%)

    S&P500 3,790.00pt +54.53(+1.46%)

    NASDAQ総合指数 11,099.15pt +270.81(+2.50%)

    2. VIX指数とVIX先物の位置関係

    <vixcentral提供のチャート>

    3. VIX各指数とVIX先物のタームストラクチャー(コンタンゴかバックワーデーションか)

    VIX指数:短期バックワーデーション 中長期コンタンゴ(△)
    VIX先物:フラット (△)

    日経225オプション戦略研究集

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX先物タームストラクチャーです↓先物までバックワーデーションになると大きなショックの可能性が。

    4. VIX指数タームストラクチャースクイーズチャート

    【比較】ちなみに、これがコロナショックのときのVIX指数タームストラクチャースクイーズチャートです↓

    5. VIXと夜間日経225先物

    6. VIX/VIX3Mレシオ

    7. VVIX/VIXレシオ

    VVIX=VIXのインプライドボラティリテイ(IV)
    これは先行指標になるのでしょうか?
    VVIXもVIXと同じような動きをしているようにみえますが、動き方の比率に微妙にずれが出るため、VVIX/VIXの値が変化します。市場の不穏な雰囲気が、S&P500のプットオプションの買い(VIX)とVIXのコールオプションの買い(VVIX)の微妙な差を生み、その結果じわじわとVVIXとVIXの変動率の違いを生み出していく…。基本的に先に原資産であるS&P500のプットオプションが買われVIXが上がり始めます。そうするとVVIX/VIXレシオが下がり始めます。S&P500のプットオプションの買われ方を単独で見るのではなく、そのプットオプションの買われ方がVIXコールオプションの買われ方に対してどうか、という視点でみることで、相場の不穏な雰囲気を察知できるかもしれないということです。
    【一応の基準】
    6以上を維持◎(平穏 リスクオン) ※高すぎる値は警戒
    5~6○(平穏へ)
    ~5×(5を割り込むような原資産の下落はちょっと長引く可能性)

    【長期チャート】
    最低値=2.05(2020年3月12日) 最高値=10.51(2018年1月3日)

    8. MOVE指数

    9. SKEW

    125.16
    SKEW/VIXレシオ・移動平均クロス(✖)
    SKEW/VIX(4.72→ 4.日経225オプション戦略研究集 55 →4.65→4.91→4.93→4.88→5.02→…→4.39→3.65→3.83→4.00)
    MA20( 4.12 →4.14→4.17→4.18→4.18→4.23→4.26→…→4.43→4.43→4.43→4.39)

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